犬小屋で防音室を手作りしたい方に向けて、今回はいろいろと方法を紹介してみたいと思います。まずは、手作りをするにしても材料はいくつか必要です。そのために必要なものや、安く済ませる方法など、あなたが試すことが出来る範囲でやってみましょう。また、あくまでも手作りにはなるので、犬の防音室でも考えるべき点はかなりあります。トイレのときはどうするか、水分補給はどうするかなども必要です。そういったことをお考えの上で、しっかりとお読みください。

 

犬小屋の防音室を手作りする際の注意点

まず、の小屋でも防音室を作る時に気をつけなければならないのが、板などのわずかな隙間から出てきてしまうことがある、音です。これだけでもかなり防音できるかどうかの部分にかかわります。そして、それだけを意識して作った場合には、次は犬が呼吸したりすることが出来るかという点もネックになります。ここはしっかりと考えて、犬がしっかりと過ごしやすい空間を作ってあげましょう。また、トイレをしたくなった場合には衛生面も問題になります。飼い主が居ない間や寝ている間に、室内でトイレをすると後片付けなども大変になったり、犬の体を洗ってあげる必要も出てきます。他は、しっかりと水分補給ができるスペースがあるか、夏や冬などの気候にはそれぞれ対応できるかなども考えてあげることが重要です。

犬小屋の防音室の手作りはこうしよう

■ダンボールで手作りしてみる
すでに犬のためにケージを買って自宅などで運用されている場合には、ダンボールが犬小屋の防音室を作る時に役立つことがあります。ただ、これは少しだけ防音効果がほしいというような方にのみおすすめで、ケージの周囲にペタペタと貼り付けることが個人では関の山です。やらないよりはマシといった程度のものですが、屋内に設置していたりするような場合には、明らかに見た目も悪くなってしまうことがあります。犬にとっては寝床ととらえているような場合には過ごしやすい空間にはなるかもしれません。

 

■本格的に木などで作る場合
本格的にDIYなどで趣味で犬小屋で防音室を作成するのであれば、防音に適した木材を選ぶ必要があります。また、木材によって防音に適していないものもあります。せっかくホームセンターで買ってきた木材でも、ペラペラのものでは実は防音室をしっかりと作ることが出来ません。防音にも種類があるので、これだという木材を書くことはできませんが、ホームセンターやそれなりの業者から仕入れるような場合にはしっかりと質量のあるものを選んであげる必要があります。なおかつ、そういったものを個人で加工するならば、工具などもしっかりと揃えておきましょう。後は、自分で木材に印をつけて、箱の防音室を作るのですが、実はこれだけでは足りないことがあります。それは、犬が呼吸できなくなってしまうので、換気扇などをつけてあげる必要があります。また、それを確保するための電源も必要になります。なんとなく、お調べの方であればこの時点でやる気がうせるかもしれませんが、その換気扇も騒音の元になったり、それなりのものを選ぶ必要はあります。この時点で、軽く初期状態から工具を揃えても、10万近くは飛んでしまうかもしれません。しかも、節約した場合の話であり、本格的な防音を求めているのであれば、もっと予算が必要です。

 

■吸音材や遮音材を活用してみる
すでに室内で防音室とまではいかなくとも、ケージそのものを運用しているような場合には、吸音材を周囲に貼り付けてみる方法もあります。手作りをするまでもなく、こうった方法で防音室もどきを作ることは可能です。実現できる値段も幾分か現実的ではあります。吸音材や遮音材を活用する場合には、犬が大型犬なのか、小型犬なのかという部分にも実は関係あります。犬が吠えたり騒音を作るとしても、その音に高い、低いなどは存在します。小型犬であれば、やはり高い音になり、中型犬や大型犬であれば、その分声も低くなります。こういった関係から、これらの材料を買うとしても専門の業者に聞いてみるのが良いです。

 

■むしろ部屋を防音にしてみる
そもそも犬のために防音室を作るといっても、趣味ではない限りは何かしらの改善の必要を感じているからこそ、行うはずです。そうであれば、まだまだ試す方法はあり、犬小屋の作り方を考えるわけでもなく、室内で飼っている場合には、部屋のドアに防音の細工をしてあげるのも良いです。例えばですが、隙間テープで埋めてみたりというだけでも、かなりの違いがあります。これならば、特に手作りに自信がなくとも、犬と寝床を分けているような場合には、こういった方法がおすすめだったりします。

犬小屋の防音室の手作りはかなり難しい

なんだかんだの話で、犬小屋でも防音室の手作りはとても難しいです。犬の声の質だったり、しっかりと快適に過ごすことが出来るか、空気もしっかりと循環しているか、木材を揃えたとしても、室外の場合には夏や冬をしっかりと過ごすことが出来るかなどなど考えていると、かなりの手間や資金を要することになります。筆者も手作りをしようとざっと計算してみたら、なんとその金額は何十万とかかってしまうことになりました。もちろん、そこに費やせるだけの資金に余裕がある方ならば、こういった楽しみ方も良いと思いますが、犬小屋の防音室を手作りするのであれば、結果的に業者に頼んだ方が安かったりします。筆者が頼んでよかった業者へのホームページのリンクを紹介しておきます。